2020年4月22日水曜日

L⇄R

この度のコロナ騒ぎで 馴染みのない言葉がたくさん目に耳に飛び込んでくるので
今まで使っていなかった脳の一部が興奮状態です。

ニュース番組から「ホットスポット」という言葉が聞こえると 脳内でドナサマーの「Hot Stuff」が再生されるし、線香の火がついている部分やお灸を思い浮かべてしまうし、熟れたバナナの黒い点のことを「スイートスポット」って言うけどなんだかいやらしいなとか
妄想が始まって情報が頭に入りません。

「クラスター」と聞くとザクザクしたクラッカーが食べたくなるし「オーバーシュート」は「岡村靖幸」だし(何故?)「ロックダウン」もlockdownだということは分かっているのですが どうしてもrockdown(こんな英語ないはず)→get down(盛り上がろうぜ的な意味)→party night(パーリナイ)と連想して クラブやライブハウスに行きたくなってしまうので適切だと思えません。ここは素直に都市封鎖でいいような気がします。
イオンの「ロックタウン」も頭をかすめるけど こちらはそれほど行きたくなりません。

多くの日本人は「L」と「R」の発音の違いなんて意識しないし 使い分けもしていないので 前歯の付け根に舌をあてても 巻き舌にしても それはただの「らりるれろ」です。

あ、「L」と「R」を使い分けをしている例を思い出しました。
歌手の華原朋美さんのアルファベット表記が「Tomomi Kahala」
女優の観月ありささんの表記が「Alisa mizuki」
どちらも本来なら「R」を使うところをあえて「L」にすることによってクールなイメージになっているような。

本来の使い方や意味を飛び越えて 雰囲気や見た目で使い分けて新しい文化を創造してしまう日本人は素敵だと思います。
そしてカタカナでコロナと入力するときには「korona」と打ち込み 英語の時は「corona」としっかり使い分けている日本人って優秀だなとも思います。

ちなみに当店の屋号はCARTOLA(カルトーラ「karuto-ra」)でございます。
よろしくお願い致します。